節約クッキング
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節約クッキング
材料①
作り方①
前日のメニューにより、多めに作った錦糸卵がある場合は、冷蔵庫に保存している錦糸卵を使います。ない場合は、ご飯を炊いている時間、もしくは、冷凍ご飯や保存している煮物を温めている間に作りましょう。錦糸卵の作り方は、こちらで詳しく綴っています。
保存している根野菜の煮物を電子レンジで温めます。刻んでない場合は、温めるた後に小さく刻んでください。温めた後、蓋を閉めたまま冷まします。この間にも、味がしみこみます。
合わせ酢を作ります。耐熱容器に昆布だしの素、酢、砂糖を入れ、電子レンジで加熱します。沸騰させる必要はありません。砂糖やだしの素が溶ければ良いので、数秒加熱してかき混ぜれば十分溶けます。加熱時間は電子レンジによって10秒~30秒単位になっているようなので、様子を見て途中で止めて下さい。加熱しすぎないように注意して下さい。電子レンジから取り出したら、うまみ調味料と塩を加えてよく混ぜます。これで合わせ酢が完成です。夏場は塩分を摂りたい方も多いと思いますが、塩分を控えたい方は、昆布だしの素と塩のどちらかを省くと減塩になります。
電子レンジが空いたので、保存している昆布ご飯を電子レンジで温めます。ない場合は、白米だけで炊いたご飯でもかまいません。二人分のご飯になりますので、保存容器2つを一緒に電子レンジに入れて温める方が電気代の節約になります。一人分を作る場も分量以外は同じ作業になります。
昆布ご飯が温まったら、寿司桶かボールに移します。手早く合わせ酢を振り入れながら、切るように混ぜ合わせます。うちわで扇いだり、扇風機を当てたりしながら冷ましていきます。
粗熱がとれた煮物の汁気を絞り、先ほどのご飯に加えて更に混ぜます。うちわや扇風機などで冷ましながらの作業になります。
味がなじむまでしばらく置きます。冷めている間に味がなじみます。
この間に大葉を洗って刻んだり、まだ刻んでいなかったなら薄焼き卵を刻んで錦糸卵を完成させてください。
皿に具を交ぜたご飯を盛り、錦糸卵と刻んだ大葉をのせて出来上がりです。
吸い物はマグカップで作ります。電子レンジ作る方が、ガスコンロを使うより光熱費をぐんと節約できます。食べる直前に電子レンジに入れると良いでしょう。
マグカップに混合だしの素、うまみ調味料、しょうゆ、料理酒を入れ、乾燥ワカメや麩、冷凍した刻みねぎなどお好みの具を加え、電子レンジで加熱します。沸騰する直前にレンジから取り出しましょう。拭きこぼれないようによく見ておくと良いでしょう。
補足1:電子レンジでご飯を温める場合の調理過程になっています。炊飯器を使われる方は、炊飯器の電力量と電子レンジの電力量により、コンセントを共有している場合にブレーカーが落ちるケースもあるようです。ご飯を炊飯器で炊きながら調理される場合は、炊飯器と電子レンジを同時に使用しない方がよいケースありますので、ご注意ください。
補足2:根野菜の煮物を前日に作られた場合は、冷凍庫ではなく冷蔵庫で保存しておけば、電子レンジで加熱する時間を短縮できます。翌日のメニューも考えて計画的に献立を決めると、節約出来そうですね。
補足3:昆布ごはんではなく、白米を使って作る場合は、合わせ酢をつくる際に使う昆布だしの素を増やすと味がよくなります。麦ごはんやおからご飯でも代用できますので、冷凍庫に保存しているご飯を利用して下さい。
補足4:夏場はすし飯が冷めにくいので、急いでいる方は、冷凍している保冷剤などをお皿に密着させるように沿わせて、冷ます工夫をして下さい。
材料②
作り方②
調理を始める時に、乾物の刻み昆布を水に浸し、戻しておきます。
冷たい水よりぬるま湯の方が早く戻ります。
米を研ぎ、水と料理酒と昆布だしの素を加えて吸水させておきます。水温が高い方が早く吸水されます。冬場は60分以上見ておく方が良い場合もあります。電子レンジで炊く場合は、炊飯用の容器、炊飯器で炊く場合は、炊飯釜に入れて吸水させましょう。炊飯に関わる光熱費節約については、調理器具をかしこく使って光熱費節約1ー炊飯ーを参考にして下さい。
新ゴボウを洗い、包丁のみねの部分で気になるところをこそぎ落とします。ゴボウはササガキにします。ササガキが苦手な方は、薄く斜めに輪切りにして、大きいようなら長い方に平行に数回刻むと良いでしょう。塩を入れたボールの中に切った先から入れて行き、灰汁抜きをします。しばらく塩水に浸けておきましょう。水が赤っぽくなってきたら、水を替えて下さい。ゴボウやレンコンの扱い方については、こちらにも綴っています。
灰汁抜きをしている間に、にんじんと生シイタケ、カマボコを切っておきます。にんじんは薄く短く細い短冊切りに、生シイタケは半分か3つに切り分けた後で、反対方向に薄く切ります。かまぼこは、薄く、小さく、細めに刻んでください。にんじんも生シイタケもカマボコもゴボウ(レンコン)も同じくらいの大きさに切るように心がけると良いようです。
合わせ酢を作っておきます。合わせ酢の作り方はちらし寿司①にも綴っています。がもう一度載せておきます。耐熱容器に昆布だしの素、酢、砂糖を入れ、電子レンジで加熱します。沸騰させる必要はありません。砂糖やだしの素が溶ければ良いので、数秒加熱してかき混ぜれば十分溶けます。加熱時間は電子レンジによって10秒~30秒単位になっているようなので、様子を見て途中で止めて下さい。加熱しすぎないように注意して下さい。電子レンジから取り出したら、うまみ調味料と塩を加えてよく混ぜます。これで合わせ酢が完成です。夏場は塩分を摂りたい方も多いと思いますが、塩分を控えたい方は、昆布だしの素と塩のどちらかを省くと減塩になります。
吸水させている米に、灰汁抜きをしたゴボウ(レンコン)と人参、生シイタケ、カマボコを加えます。そのまま炊きます。おからと海藻の炊き込みご飯のレシピを参考にしてください。
電子レンジなら20分程度で炊飯が終了します。
冷凍保存した具入りご飯を電子レンジで温めてチラシ寿司を作る場合は、先に合わせ酢を作ってからご飯を温めます。熱いご飯に合わせ酢を手早く混ぜるためです。
冷凍ごはんを利用せず、ご飯を炊く場合で、作り置いた錦糸卵がない時は、ご飯を炊いている時間を利用して錦糸卵を作っておきましょう。ある程度冷ましてから刻む事になるので、先に焼いておく方がよいです。
ご飯が炊けたら、すぐに食べる量だけボールに移し、合わせ酢を加えながら混ぜます。うちわや扇風機を利用して手早く冷まします。ご飯が余る場合は、耐熱容器に入れて冷まし、粗熱が取れたら冷凍保存しておきましょう。次回ちらし寿司を作る際に利用する事も出来ますし、そのまま炊き込みご飯として食べることも出来ます。炊き込みご飯として食す場合は、温めた後にお好みで醤油を加えると良いでしょう。
合わせ酢を混ぜてご飯を冷ましている間に、大葉を洗って刻みます。錦糸卵と大葉で盛り付ければ出来上がりです。
電子レンジでマグカップ吸い物を作れば、完成です。マグカップ吸い物の作り方は、作り方①につづっています。
補足1:具入りご飯を作って冷凍しておけば、錦糸卵がある時に手早くちらし寿司を作る事が出来るでしょう。錦糸卵を作るにはある程度の時間とガス代がかかりますので、前後の日に冷やし中華や素麺などで錦糸卵を作る予定がある時は、まとめて作っておくと調理過程が省けるため、便利だと思います。フライパンを温めるガス代や油も節約になります。
補足2:あらめご飯やおからと海藻の炊き込みご飯を代用する事も出来ます。1食100円未満でおさまります。醤油の入っていない具入りご飯ならちらし寿司に使えます。カニ風かまぼこやおくらなどを加えても彩りが良くなりますので、アレンジも楽しめるでしょう。
材料③
作り方②
錦糸卵は先に準備しておきましょう。作り方はこちらです。
市販されているチラシ寿司の素を使って作ります。
冷凍したご飯があれば温め、ない場合は炊きます。
チラシ寿司の素を温かいご飯に混ぜて冷まします。上記にあるチラシ寿司①の作り方に詳しく綴っているように、ご飯と具は、切るように混ぜて冷まします。
錦糸卵と大葉、刻みのりなどを盛り付ければ出来上がりです。
補足1:レトルトちらし寿司の素は、酢も入っています。ご飯と錦糸卵などがあれば、手軽に作れます。値上がりなどの事情により、2食分で100円以下のレトルトちらし寿司の素を購入する事が難しくなったようですが、安い時に購入しておくと、1食100円程度の献立に加えることが出来るでしょう。
補足2:ご飯はカップ1杯分の分量にしていますが、実際はカップ1と1/2くらいまで増やせます。予算の関係で減らさざるを得ない点、ご了承くださいませ。市販のレトルトパックを買うよりは、作る方が予算内でおさまりますが、タケノコや干しシイタケなど、あまり安いとはいえない具材を使用しているレトルトパックも栄養を摂る意味で使用する方法もあるでしょう。
3パターンの材料と作り方でそれぞれ1食100円以下のチラシ寿司になります。ガス代を極力おさえた光熱費節約レシピになっています。
市販のレトルトパックを使用するちらし寿司③の材料費を1食100円以内におさめるために、吸い物は省きました。栄養のバランスは良いようなので、調理する時間のない方には便利なのではないでしょうか。
チラシ寿司は、冷めてもおいしく食べられますし、そのままお弁当にもなります。
ちらし寿司①では、余った煮物を刻んで具に使用する事で、具材を煮るガス代を節約できます。ちらし寿司②では、具材を米と一緒に炊くことによって、具を煮るガス代が省けます。ちらし寿司③では、レトルトパックを利用する事によって、多少コストはかかりますが、具を洗って刻んだり調理する手間と、煮るガス代を省くことが出来ます。
卵は良質のたんぱく質を含み、ビタミンB1なども含んでいて栄養価の高い食材です。卵の値段は安い時で1個当たり10円前後になるようです。安くて栄養の摂れる嬉しい食材ではないでしょうか。ちらし寿司に、卵と大葉やネギなどの緑黄色野菜をトッピングすれば、ある程度栄養のバランスがとれます。刻みのりがあれば、海藻類も摂取できます。具材には比較的安くなっている季節の野菜を使うことも可能なので、お好みでアレンジできるのではないでしょうか。
また、酢は疲労回復の作用があるなど、健康に良いと言われています。夏場、冷やし中華や素麺などの具として錦糸卵を作るなら、次の日は、多めに作った錦糸卵をのせた節約ちらし寿司も良いのではないでしょうか。
ちらし寿司①②は、マグカップ吸い物と合わせても1食100円未満の献立になります。