節約クッキング
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かしこく節約-Smart life-節約クッキング 簡単レシピ 冷やし中華・わかめスープ
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材料
作り方
まず、冷やし中華のつゆを作ります。冷蔵庫に入れて保存すれば3日程度もちます。中華ドレッシングとしても使えますので、少し多めに作っておくと便利です。今回は事前に作っていない場合のレシピにしています。
耐熱容器に中華だしの素と水、料理酒を入れて、電子レンジで加熱します。1分以内には沸騰しますので、沸騰したらスイッチを切って下さい。沸騰したら電子レンジから取り出し、砂糖を加えて混ぜ、溶かします。醤油、うまみ調味料も加えて混ぜ、ふたを開けたまま冷ましておきます。(酢やごま油、からしなどは冷めてから加えます)糖質制限のある方は、砂糖の代わりにダイエット甘味料を使こともできます。
キュウリを洗って、斜めの輪切りにした後、さらに細くきります。大葉も洗って水けを振り落とし、細く切っておきます。刻んだキュウリと大葉は、ざるに上げておきます。
錦糸卵を作ります(手間がかかりますので、面倒な方や苦手な方は炒り卵にしてしまっても良いでしょう)。
卵は溶いて、うまみ調味料と塩で味付けをします。
乾いたフライパンをいったん熱してごま油を数滴垂らし、薄くのばします。薄焼き卵を作りますので、溶き卵を少量流し入れフライパンを揺らせて伸ばします。
フライパンの温度が上がりすぎないように弱火~とろ火に調整し、頃合いを観て、フライ返しでひっくり返し両面を焼きます。焦げないように注意しましょう。ひっくり返すタイミングが早いと破れる事もあります。端がカリッとしてきたら、うまくフライ返しを差し入れ、ひっくり返しましょう。
両面が焼けたら、まな板の上に広げたまま乗せて冷まします。
まとめて作っておく場合は、数回繰り返します。フライパンにくっつくようなら、油を引き直した方が良いでしょう。
薄焼き卵をくるくる巻いて、細く刻みます。まとめて作っておく場合は、保存容器に入れて、あら熱がとれた状態で冷蔵庫に入れておくと2日くらいはもちます。
食中毒などが気になる季節の場合は、カニ風カマボコも耐熱容器に入れて電子レンジで1分程度加熱します。(お好みでハムやソーセージなどを代用される場合も、加熱しておく方が無難です)その後、冷まします。錦糸卵も、皿に乗せてさましますが、保冷剤を冷凍庫から取り出し皿の下に敷いておくと早く冷めます。また、早く冷ましたい時は、扇風機やうちわなどで扇ぐ方法もあります。
冷たい方がお好みの方は、錦糸卵やカニ風かまぼこの粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、キュウリも大葉も冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。
冷凍した保冷剤を皿の下に敷いておくと早く冷ますことが出来ます。
トッピングの具材とたれが冷えた頃、中華麺の準備を始めると、冷たい冷やし中華が仕上がります。夏場は室温が高いため、加熱した具材は冷めにくいです。食べる直前に調理を始めるより、あらかじめ麺以外は下準備をしておくと良いでしょう。
茹で中華麺は、そのままでも構いませんが、袋を少し破って電子レンジで30秒~1分程度加熱してから水で洗い、熱をとる方法もあります。こうすると麺の絡みがとれ、ブツブツ切れることがなくなります。
ザルに上げた麺に氷を数個交ぜておくと、冷たい麺がすばやく準備出来ます。
途中になっている中華ドレッシングを完成させます。酢を加え、からしを加えて混ぜ合わせ、最後にごま油を数滴~ティースプーン1杯程度加えてかき混ぜると出来上がりです。脂肪分を控えたい方は、ごま油を減らして下さい。練がらしを使用される場合は、大きな塊が残らないように溶かして下さい。多めに作った場合は、このまま耐熱容器の蓋をして、冷蔵庫に入れて保存が可能です。
わかめスープを作ります。マグカップに、中華だしの素、コショウ、うまみ調味料、料理酒、乾燥ワカメを入れて、水を加えて電子レンジ500Wで1分半程度加熱します。沸騰するまでで構いません。吹きこぼれないように、様子を見ながら加熱して下さい。蓋やラップは必要ありません。レンジから一度取り出し、かき混ぜた後、小さ目のさいの目切った豆腐や胡麻を加え、電子レンジ300Wで40秒程度加熱すれば出来上がりです。
皿に中華麺、キュウリ、錦糸卵、カニ風かまぼこ、大葉をのせ、中華ドレッシングをかけると冷やし中華も出来上がりです。
補足1:生中華めんを茹でて使用する方がお好みの方もおられると思います。茹で麺を購入するより生麺を茹でた方が安くつく場合もありますが、茹で麺を買った方が安い場合もあります。都市ガスの場合、プロパンガスの場合、ガスの単価によっても異なりますし、麺の値段によっても異なります。ガス代と麺のコストを合わせて比較しているページがありますので、こちらも参考にしていただけたらと思います。
補足2:手間のかかる錦糸卵は、まとめて作っておく方がガス代の節約になります。卵は、加熱調理をしていても、冷蔵庫ではあまり長く保存出来ないため、2日以内に食べきる計画でメニューに合わせて多めに焼いておくと良いでしょう。ちらし寿司、洋風混ぜご飯、素麺の具、お弁当の彩りにも使えますし、納豆ごはんに混ぜて食べたり、ホットサンドの具にする事もできます。
補足3:中華めんの代わりに春雨を使うと、中華風春雨サラダが出来上がります。また、折を見て献立レシピをご紹介します。
補足4:カニ風かまぼこは、冷凍保存が可能です。冷凍したカニ風かまぼこを使用する場合は、使用したい量だけ耐熱容器に移し、電子レンジで加熱してください。加熱時間は、冷蔵保存の場合より長くなります。加熱しすぎると、固くなりますので、ご注意ください。
夏場は、室温が高く、湿度も高いため、食中毒の危険性があります。加工食品などは、わざわざ加熱する必要のない食材も多いですが、電子レンジで加熱すれば、光熱費もさほどかかりません。胃腸の弱い方は、加熱調理をする方が無難だと思います。
卵には、動物性タンパク質やビタミンB1、カニ風かまぼこは、魚のすり身がが含まれているため、動物性のタンパク質も多く含みます。豆腐には、植物性タンパク質。キュウリにはビタミンC、大葉は緑黄色野菜なので、ビタミンA、ベータカロテンを含んでいます。ワカメにはミネラルや食物繊維が多く含まれています。
次の食事で、不足しているビタミンEなどを含むキノコ類を摂取すると栄養のバランスが良くなります。
冷やし中華とわかめスープを合わせて、1食90円未満の献立になります。すぐ食べられるような市販300円程度の冷やし中華より具が多く、光熱費を含めてもずいぶん安くあがります。
折を見て、余った酢や多めに作った錦糸卵を使った節約ちらし寿司のレシピをご紹介します。
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