節約クッキング

簡単節約レシピ17-カボチャとベーコンのグラタン-

1人分は50円程度のメニューになります。ホワイトソース手作りです。レシピはこちらのページに綴っています。安い時期に買ったカボチャ保存のため、ホワイトソースの保存のために作っておけるメニューです。冷凍庫で長期保存が可能です。

材料

    ホワイトソース1カップ分(2食分)
  • 玉ねぎ(なければ省いても可):1/2個(10円程度)下ごしらえをして冷凍保存したものがあれば使います。なければ、みじん切りにして塩とバターを加え、電子レンジで加熱して下さい。
  • カボチャ:小1/4個程度(20円程度:1個80円程度で買って冷凍保存したものなど)
  • ベーコン:2枚(40円程度)予算に余裕があれば、ブロックで売られている物(1/5で60円程度)を使うと豪華になります。
  • 乾燥パセリ:少々
  • ホワイトソース:1カップ(25円程度。レシピはこちらです)
  • 粉末コンソメ:ティースプーン1杯程度、お好みの量で
  • チーズ:ピザ用チーズや粉チーズなどお好みで(保存時ではなく、食べる時に使います)
  • 塩・コショウ:少々
  • 料理酒:適量
  • うまみ調味料(グルタミン酸が入った味の素):少々

作り方

玉ねぎは、みじん切りにして、耐熱容器に入れます。塩・コショウ・うまみ調味料と、少量のバターを加えて、電子レンジで加熱します。2~3分くらいですが、まとめて玉ねぎの下ごしらえしておく場合は、加熱時間を調節して下さい。下ごしらえをした玉ねぎは冷凍保存できます。

カボチャはわたをとり、適当なサイズに切って耐熱容器に入れます。小さ目に切る方が火が通りやすく、光熱費が節約できます。安い時期に買っておき、切って冷凍保存したものがあれば、凍ったままでかまいません。

電子レンジで下茹で出来る耐熱容器を使います。すのこが付いた蒸し料理の出来る耐熱容器なら、ホクホクしたカボチャに仕上がります。最近は炊飯機能と蒸し機能の両方付いた耐熱容器もあるようです。容器に記載された加熱時間や水の量を参考にしてください。
例として、2合炊き炊飯容器で蒸した場合を書いておきます。水は30cc程度。加熱時間は500Wで4分~5分程度。

蒸し機能ではなく電子レンジで下茹でする場合は、カボチャを耐熱容器に入れ、料理酒を少し加えて、蓋をした状態で加熱します。カボチャの量や電子レンジの種類にもにもよりますので、加熱時間は様子を見ながら追加するようにしてください。あまり加熱しすぎると、硬くなったり水分がなくなったりするようです。

ベーコンを切ります。食べやすい大きさで構いません。スライスベーコンなら、1cm~2cmくらいに刻みます。お好みで構いません。ブロックのベーコンを使う場合は、1cm×1cm×適当な長さくらいに切ると良いでしょう。

電子レンジ対応のココットや耐熱容器の中にベーコンを敷き詰めます。電子レンジで30秒程度加熱します。ベーコンから油脂が出て来るため、容器にバターを塗る必要はありません。その上に下ごしらえをした玉ねぎとカボチャを加え、乾燥パセリと粉末コンソメ、うまみ調味料を適量振り入れ、料理酒をたらします。白ワインでも代用出来ます。

上からホワイトソースをかけ、すぐに食べる場合は、電子レンジで加熱すると出来上がります。蓋をして1分~2分くらい加熱し、少しかき混ぜ、チーズをのせます。蓋をしないままに30秒~1分程度加熱すれば出来上がりです。加熱時間は、お好みで加減してください。

保存用に作った場合は、ふたを閉めて冷凍庫で保存します。

食べる際、冷凍したまま調理が可能です。オーブンやグリルを使うと1000Wを越えますが、レンジなら500W程度です。焦げ目はつきませんが、電気代を節約するなら、レンジ機能で温める方が消費電力量を抑えられるでしょう。

電子レンジで温めるなら、蓋をしたままレンジ強である程度温め、一度取り出してかき混ぜます。その後、ピザ用チーズをのせて蓋をしない状態で加熱するとグラタンらしく仕上がります。加熱時間は、量や電子レンジの種類にもよりますので、凍っているなら3分5分あたりを目安に様子を見ながら温めて下さい。

オーブントースターや電子レンジのグリル機能、オーブン機能で焦げ目のあるグラタンに仕上げたいなら、オーブン対応の耐熱容器やココット、グラタン皿に入れて保存してください。

はじめに電子レンジで温めておいて、仕上げにグリルやオーブントースターを使う方法もありますが、オーブンにもレンジにも対応している保存容器は多くないようなので、確認してください。保存容器の素材によって、電子レンジ非対応、オーブン非対応のものがありますので、ご注意を。

補足1:茹でたマカロニや、ゆで卵を刻んだもの、蒸したサツマイモやジャガイモ、ブロッコリー、キノコなど、お好みの野菜を具にするとバリエーションも楽しめると思います。

補足2:ホワイトソースをパスタソースに使うなら、わざわざ電子レンジで作るより、フライパンでソースを作ってパスタを絡める方が手早く出来る場合もあります。

補足3: こちらで紹介した洋風炊き込み御飯の上にホワイトソースとチーズをのせてレンジで加熱調理すると、ドリアが出来上がります。
ホワイトソースの下にケチャップや余ったデミグラスソースをかけると、また少し違った味も楽しめるようです。
デミグラスソースは、ハヤシライスやビーフシチューのルーでも代用出来ます。ハヤシライスやビーフシチューをまとめて作り冷凍保存しているものがあれば使って下さい。

補足4:玉ねぎの下ごしらえについて、フライパンを使って弱火でじっくり炒める方が甘みが増しますが、光熱費の節約を優先するなら、電子レンジの方が節約になるようです。

補足5:ホワイトソースを作った耐熱容器と、玉ねぎの下ごしらえに使った耐熱容器を使って2食分作ると、容器を洗う回数が減るのではないでしょうか。

補足6:本来は、鍋の中で具材を炒め、コンソメの素、調味料、ホワイトソースを加えて少し煮ます。それをグラタン皿に移してグリルやオーブンで焼き色を付けます。電子レンジを使ったこの調理法は、光熱費、主にガス代を節約するための調理法ですので、本格的なグラタンの調理法ではありません。ご了承ください。



2人分で100円未満、1人分は50円未満のグラタンになります。きなこパンケーキ2枚と合わせても1食80円未満の献立になります。きな粉パンケーキのレシピはこちらです。生野菜は傷みやすいので、冷蔵庫に長期間保存しない方が良いと思います。玉ねぎも下ごしらえしてから冷凍保存すれば長期保存が可能ですし、少量を加熱するよりまとめて下ごしらえしておく方が光熱費の節約にもなるようです。短時間に調理を済ませてしまいたい場合も、下ごしらえした食材は便利なのではないでしょうか。市販されているグラタンの素を使うとそれだけで100円以上はかかってしまいますが、ホワイトソースも手作りの方が安く作れます

カボチャは、緑黄色野菜ですので、ベータカロテンなどの栄養素を多く含んでいるようです。また、カボチャには糖分が多いため、米やパンなどの主食を減らしても、カロリー摂取が出来ます。ビタミン食物繊維も含まれています。動物性のたんぱく質ビタミンB1を摂取するためにベーコンと合わせたメニューにしています。牛乳にはカルシウムも含まれています。きな粉には、植物性のたんぱく質食物繊維レシチンなども含まれているため、栄養のバランスも悪くないでしょう。


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