簡単節約レシピ１５ーマグカップ生姜甘酒ー

   寒い冬には、身体を中から温める飲み物を飲むと、暖房を使う時間を短縮出来たり、設定温度を下げたり出来るのではないでしょうか。
  今回は、生姜と酒粕を使ったホットドリンクを電子レンジのみで作ります。消費電力量は0.01kWh程度、約0.2円の電気代で作れます。
  １杯あたり２０円程度のホットドリンクになります。缶入りの飲料を買うよりずいぶん安く作れます。マグカップ１個分のレシピにしていますが、２人分なら、電子レンジでマグカップ２つ分まとめて作る方が節約になります。

材料

酒粕：20g～40gくらい。１袋200g入りだと1/10～1/5程度。200gで200円程度のものから1kgで400円程度のものまであるようです。（安い方で40g分として計算すると20円程度）
生姜のすりおろし：冷凍した物などをティースプーン１杯弱（小さじなら1/3くらい）ですがお好みで。
水：はじめにマグカップ1/5くらい、残りは後で加えます。
砂糖：適量（はちみつやダイエット甘味料などでも可、お好みで）

作り方

①マグカップに酒粕をちぎって入れ、水を加えて溶かしながらスプーンなどで潰します。

②電子レンジで加熱します。ワット数にもよりますが、沸騰するまで様子を見ながら加熱してください。30秒～40秒くらいでしょうか。

③沸騰したら、電子レンジから一度取り出して、良くかき混ぜます。だまがなくなるように酒粕を潰してください。砂糖と生姜のすりおろしを加えてかき混ぜます。

④マグカップ2/3～3/4くらいになるまで水を足し、更にかき混ぜます。

⑤再び電子レンジに入れて、レンジ強で30秒から50秒程度加熱します。

補足２：電子レンジで加熱する間、吹きこぼれないようによく見ておいてください。

補足３：はじめに酒粕を加熱する際、少量の粉寒天を入れて作ると、酒粕寒天が作れます。固める目的でないなら、ほんの少しで良いでしょう。ミルクプリンの作り方を参考になさってください。夏にはよいのでは、と思いますが、身体を温めるなら温かいうちに召しあがって下さい。

  １杯分で２０円程度の生姜甘酒になります。電子レンジで短時間に作れるため、ガスコンロで煮たてるガス代を節約出来ます。鍋や杓子を洗う水道代も節約できるでしょう。糖質制限がある方は、ダイエット甘味料などを使うと糖分が控えられます。脂肪分は100gの酒粕で1g程度、40gの酒粕を使っても0.4gですので、脂質制限のある方には良いのではないでしょうか。
  酒粕にはアミノ酸が含まれていますし、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富なため、美容と健康にも良いようです。同時に身体を温める食品でもあります。冷え症の方にも良い飲み物だと思います。
  アルコール成分が多少含まれているようなので、アルコールに弱い方はご注意ください。お酒が好きな方は、少量の日本酒を加えて飲むと、さらに身体が温まるのではないかと思います。その際、日本酒のカロリーや糖分にご注意ください。
  酒粕40gのカロリーは20カロリー程度です。ダイエットをされている方やカロリー制限がある方は、ご注意ください。夜に飲まれる場合は、夕食の炭水化物を減らすか、加える甘味料をノンカロリーのものに代えると良いかもしれません。ご飯やパン、麺類イモ類などの炭水化物の代わりに酒粕を飲むなどで調節すると良いようです。アミノ酸も同時に撮れるため、身体には良いでしょう。ちなみに、酒粕40gあたりのたんぱく質は6g程度のようです。
  生姜も身体を中から温めてくれます。生姜は冷凍保存が可能なので、安い時に買っておき、すりおろしたものを冷凍保存しておくと便利です。生姜の保存法については、食材が傷まないうちにたべきるには２をご覧ください。

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