生活の知恵

暖房器具を極力使わずに過ごすには2

   寒い冬冷えがダイレクトに体調に響き、持病の悪化を招く恐れがある方もいらっしゃるでしょう。冷え症に悩む方もいらっしゃると思います。
  身体を中から温めたり、筋肉量を増やすことで冷え症を改善する事も、暖房をなるべく使わない方法の一つではないでしょうか。
  今回は、健康面も考慮した節約術についてつづります。体感温度の差も千差万別です。無理はなさらないで下さいね。では、冬場の光熱費節約についてつづります。

食材で身体を中から温める

  生姜唐辛子などを摂取すると、身体がポカポカ温かくなり、暖房の温度を下げたり、暖房を使う時間を短縮する事も出来るようです。冷え性の方にも、血行が良くなるメリットがあるでしょう。
  冬場は、身体を冷やす食べ物より、身体を温める食べ物を積極的に摂取すると、光熱費の節約にもなるようです。胃腸の弱い方や、医師から刺激物の摂取を制限されている方は、摂取量や頻度にご注意ください。

  生姜と唐辛子を使った低カロリー麻婆豆腐は、節約クッキングにレシピを載せています。生姜のすりおろしと蜂蜜などの甘味料を湯で溶いた生姜湯なども身体を温めてくれるようです。味噌汁に生姜や一味唐辛子を入れるだけでも、食後に身体が温まったように感じられるでしょう。生姜や唐辛子だけでなく、寒い地方で採れる食材は、身体を温める食材が多いようです。
  逆に、コーヒーなど、熱い地方で採れる食材は、身体を冷やす要素があるようです。冬はコーヒーを控える方が良いかもしれませんね。寒い地方のお酒は度数が高い物もありますし、身体を温める生活の知恵なのではないでしょうか。冬場は冷たい食べ物より、温かい料理を選ぶようにすると、身体を中から温めることが出来るでしょう。
  熱を加えて調理すると、調理にガス代や電気代がかかってしまいますが、なるべく光熱費を節約できる調理法もご紹介しています。調理法でガス代節約1はこちらです。低カロリー麻婆豆腐のレシピはこちら生姜の保存法はこちらです。

筋肉量を増やして冷え症改善

  女性は男性と比べて筋肉量が少ないと言われています。筋肉量が少ないと、冷え症になりやすいようです。筋肉量の少ない方は、代謝も悪く、血行も悪くなりやすいようです。血行が悪い事が、病気の原因になることもあるようです。持病が原因で血行不良や冷えに悩まれる方もおられると思います。
  筋肉を増やすには、運動をしてタンパク質を摂取するとよいそうです。

  無理のないトレーニングを生活の中に取り入れ、筋肉が疲れている運動後にプロテインを摂取し、毎日コツコツ続けると良いようです。普段運動をしない方が、急に運動をすると良くない場合もあるようですので、少しずつ運動量を増やすようにすると良いでしょう。
  寒い時は、筋肉も縮まっていますので、無理に動かすと故障しかねません。無理はなさらないよう、気をつけ下さいね。横になったままで体に負担をかけずに筋肉を鍛える方法もありますし、仕事中や通勤時間、家事をしながら、ついでに筋肉を鍛える方法もあるようです。
  例えば、鼻から息を吸い、口から吐く時に、鍛えたい筋肉に力を入れる方法です。また、歩くだけでもトレーニングになります。歩行が可能な方で、普段車を使っている方は、近い場所には歩いて行くようにするだけで、ちょっとした筋トレになりそうですね。僅かですが、ガソリン代の節約にもなるのではないかと思います。
  毎日コツコツ続けることが大切です。体質もあるようなので、同じトレーニングをしていても、なかなか筋肉の付かない方もおられるようです。地道に続けると良いようです。
  ダイエット目的で筋肉を付けたい方もおられるでしょう。内臓を支える筋肉、インナーマッスルが付いた場合は、ぱっと見ただけでは分かりにくいようですし、筋肉は脂肪より重いですので、筋肉がつくと体重は増えます。が、筋肉がついたら、代謝がよくなり、同じ量の運動をしても燃焼する脂肪の量は増えていくため、結果的には身体を引き締めるダイエットになるようです。

暖房を入れる時期を遅らせて節約

  暖かい気温に慣れてしまうと、寒さに耐えづらくなるものではないでしょうか。限度を超えた我慢をして、風邪をひいてしまうと、医療費がかかり、かえって出費が増えてしまうこともあるでしょう。暖房を使い始める時、部屋の温度もしくは外気の温度をある程度知っておくと良いと思います。今年は室温12度以下で暖房を入れたなら、来年は11度まで我慢してみる、のように、少しずつ慣らしていくと、節約生活に慣れてくるのではないかと思います。

  暖房を入れる時期を半月遅らせるだけで、ワンシーズンの光熱費がずいぶん安くなるようです。
  真冬になるまでの期間は、室温をチェックして、冷え込んだ時のみの使用にするようにすると、光熱費の節約になります。冬場は、1日当たりの暖房代が高いですので、なるべく暖房の使用時間を減らす事を意識して過ごすだけで、電気代の明細や灯油代に成果が出るようです。
  ワンシーズン通して、何日暖房を使ったかを家計簿に記録しておくと来年の目標がたてやすくなるのではないかと思います。電気の場合は、消費電力量を、灯油の場合は何リットル購入したかを記録しておくと良いと思います。単価は変動するケースもありますので、使用量で比べる方が成果が分かりやすくなると思います。

冷え症の方は部分的に温めて節約

  冷え症の場合、エアコンの暖房を28度に設定していても、手先や足が氷のように冷たくなってしまうこともあるようです。室温に関わらず、直接手足を温めない限り、冷えに悩むことになるようです。冷え症の方は、部屋全体を温める暖房器具より、部分的に直接患部を温めるカイロや、とある暖房器具を選ぶと良いでしょう。

  ある暖房器具については、次のページ、独り暮らしの暖房器具選びのページで詳しくつづっています。冷え性の方は、同じ消費電力量の暖房器具でも、直に肌を温める暖房器具を選ぶと良いようです。


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冬場の暖房器具をかしこく使う4(独り暮らしの節約術)

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