生活の知恵

光熱費・水道代を節約しながらきれいにお掃除1

  光熱費や水道代の節約を念頭に置いて生活すると、掃除機電気代や、洗剤代など、気になる方もおられるでしょう。ですが、清潔な空間で暮らしたいですし、アレルギーや病気の原因になる場合もありますので、上手に節約掃除をしたいのではないでしょうか。
  今回は、掃除の方法や掃除機、掃除用具の使い方や選び方でできる節約術について綴ります。
  洗剤代の節約ガス給湯器を使わない方法掃除機にかかる電気代の節約法など掃除に関する洗濯術をご紹介します。

掃除機をかける時間を短縮して節約

掃除機の電力量は、400W~500W程度のものが多いようです。電子レンジのあたため機能やこたつ、ホットカーペットと同じくらいの電力量のようです。使う時間が長くなれば、消費電力量は増えます。
  掃除機の電力量は、掃除機自体を買い替える以外に変えようはないですが、使う時間を短くすることは可能です。
   ここでは、掃除機を使う場面ごとに、使用時間を短縮する工夫をご紹介します。

床掃除・フローリングの場合
  部屋の床掃除をする場合、まず先に掃除機をかけている方が多いのではないでしょうか。
  ごみを吸い込ませると紙パックがいっぱいになりやすく、紙パックに入っているごみの量が増えてくると吸引力が弱まります。
  また、掃除機はダニの死骸やほこり、花粉を吸い込むこともできますが、掃除機の後ろから出ている熱風によって掃除中に巻き上げられるケースがあるのです。ですので、まずは、雑巾で水拭きをして、ダニの死骸やほこり、花粉を拭き取ってしまいましょう
  その後に掃除機をかけたい方はかけることになりますが、フローリングの場合、雑巾で水拭きをすれば、掃除機をかけなくても床を清潔に保つことが出来るのではないでしょうか。畳やじゅうたんに比べると、フローリングはダニが住みにくいようです。フローリングは比較的掃除が楽だと思います。
  髪の毛などは、掃除機をかけるよりは、テープをロール状にしたような掃除用具フローリング用の掃除シートなどを使う方が綺麗に取り去ることが出来るようです。ですが、それらを買うお金を節約するなら、雑巾で水拭きする事が一番の節約になるでしょう。
  フローリング専用の掃除シートは、使い捨てですが、1回の掃除で付いたほこりや髪の毛を取り除けば、数回使えるようです。身体の不自由な方の中には、雑巾で水拭きが出来ない方もおられると思います。フローリング掃除シートを利用されるなら、数回使いまわすと節約できるのではないかと思います。また、繰り返し洗って使えるモップを利用されると良いかもしれません。

  床掃除・畳やじゅうたん
  畳の場合も、硬く絞った雑巾で水拭きをしてから掃除機をかける方が、ダニやほこりが舞い上がることを防げるようです。じゅうたんの場合は、水拭きが出来ないため、カーペットローラーと呼ばれるテープをロール状にした掃除用具を使うと良いようです。ダニは、じゅうたんの方が住みやすいようなので、じゅうたんを敷いた部屋は、床掃除の頻度を多くする方が良いかもしれません。

  布団に掃除機
  ダニは日光に弱いため、布団を干す事でダニを退治出来ます。ですが、その死骸を吸い込むと喘息などの原因になる場合もあるようです。ダニの死骸を取り除くために布団をたたく方がおられるかもしれませんが、布団をたたいても死骸は取り除けないようです。
  ダニの死骸を取り除くには、掃除機をかけると良いようです。布団だけに関わらず、クッションや座布団、座椅子など、天日干しにした後は掃除機をかけて気持ちよく使いたいものです。

  掃除機の使い方で節約
  掃除機のスイッチを入れたまま、置いてあるものを移動させると、消費電力の無駄遣いになります。掃除機のスイッチを入れる前に、あらかじめ置いてある物は移動させておくと良いのではないでしょうか。吸引していない時間にスイッチを入れっぱなしにしないよう、工夫すると良いと思います。

お湯を使わずホット台拭きで掃除

汚れたらすぐに拭き取る事を心がけると、汚れが固まったり取れ難くなることが減るようです。水ぶきで十分落とせる汚れなら、お湯を使う場面も減るでしょう。水拭きで落ちにくい汚れは、ガス給湯器でお湯を沸かすより、電子レンジでホット台拭きを作って掃除する方が、光熱費の節約になります

台拭きを濡らして軽めに絞り、電子レンジで20秒程度加熱すると、熱いおしぼりのような台拭きが出来ます。ゴム手袋をしておけば、熱い台拭きも握れますし、手早く汚れをふき取れば、ガス給湯器で湯を沸かすよりずいぶんガス代の節約になるでしょう。汚れた台拭きを洗う際は、ゴム手袋をして水で洗うと、ガス代の節約になります。冬場の水温が低い時も、ゴム手袋をすれば、あかぎれを防ぐことも出来るようです。
  お湯が皮膚の油分を奪うせいで、手が荒れるケースもあるようです。また、洗剤の影響で手が荒れるケースも多いようです。ゴム手袋は、手荒れ予防にもなり、ガス代の節約にもなる大きな味方のようですね。
  油汚れや汚れが酷い場所を掃除する際は、雑巾や台拭きを洗うより、捨てる予定の布や紙類を使って拭き取り、その後は捨てる方が良いようです。たくさん湯を使うとガス代もかかります。使い古した布がない場合や、雑巾に付いた汚れを落としたい場合は、台所洗剤ではなく、アルカリ性の洗濯用洗剤に浸け置きしておく方が、汚れが落ちやすく、湯をたくさん使うこともなくなるため、ガス代水道代の節約になるようです。お風呂の残り湯など水温の高い水を使って浸け置きをしておくと、汚れが落ちやすくなります。

メラミンスポンジで洗剤代の節約

食器や調理器具を洗う際に使う台所用洗剤を節約する方法や、洗い物をする際の水道代ガス代節約法は、ガス代・水道代を節約しながらダイエット?1でもつづっています。キッチンでは、換気扇コンロシンクなど、どうしても汚れてしまう部分があります。ここでは、コンロ回りや換気扇の掃除についてつづります。

掃除に労力を使わないで、お金も使わないようにするなら、汚れたら即拭き掃除をするとよいでしょう。洗剤を使わなくても汚れが落ちる場合が多いようです。例えば、コンロ回りの吹きこぼれや、飛び散った油汚れです。コンロを使用した直後なら、温度が高いので、比較的汚れが落ちやすいのです。酷く汚れた場合は、コンロの下にある受け皿などは、取り外しが出来ますので、取り外して水洗いすると良いでしょう。汚れがこびりついてしまったら、中性洗剤を使うより、メラミンスポンジで擦り落とす方が落ちることもあるようです。取り外しが出来ない部分も、メラミンスポンジで汚れを擦りおとし、台拭きで拭くようにすると、洗剤代の節約になるでしょう。
  シンクの水滴は、拭き取っておけば、水あかも付きません。ですが、休む間もなくシンクを使われているご家庭もありますよね。シンク回りに水あかがついてしまった場合も、こするだけで落ちるスポンジや、メラミンスポンジで洗うと、洗剤を使わずピカピカに磨くことができます。使い古した歯ブラシで擦る方法もあります。掃除にかける時間がない方もおられると思いますので、短時間に汚れが落ちる洗剤を利用されるケースもあるでしょう。コストと時間と労力を考えて相談でしょうか。
  換気扇の掃除は、定期的に行う方が良いと思います。頻繁に揚げ物をするご家庭は、換気扇の掃除も細目にされる方が良いと思います。汚れを放っておくと、浸け置きしても汚れが落ちにくくなりますし、骨が折れる作業になることもあるようです。ドラムを取り外し、洗剤に浸け置きをしておき、使い古した歯ブラシなどで洗うと良いでしょう。湯を使う方が早く汚れが落ちますが、光熱費を節約するなら、浸け置きを上手に利用してなるべく湯を使わないようにすると良いのではないでしょうか。

茶渋や容器に付着した色素なども、メラミンスポンジで擦り落とすことが出来るようです。漂白剤に浸け置きする方法もありますが、漂白剤を使うのであれば、漂白したい物をまとめて浸け置くようにすると良いでしょう。

漂白剤の中には、除菌効果のある物もあります。カビとり効果のある洗剤も販売されています。最近は便利になったと思いますが、節約を考えるなら、カビをはやさないようにする方が良いでしょう。まな板や布巾、台拭きなどは、室外に干して日光消毒することにより、カビ防止の効果があります。お風呂の椅子や洗面器なども、日光にあてて干してあげると良いようです。

換気扇はこまめに消して節約

  キッチンの換気扇は、何ワットですか?大きさや製品にもよりますが、50W~100W程度のようです。湿気はカビの原因にもなりますし、窓のないキッチンの場合は、換気扇は不可欠です。調理中など火を使う場合は、当然換気扇を回しますが、換気扇も必要のない時には止めるようにすると電気代の節約になるようです。

カビ防止には、除湿剤などを利用する方法もあります。100円の除湿剤が数か月もつと考えると、除湿剤もキッチンにあると便利なアイテムだと思います。新聞紙には、除湿効果がありますので、新聞紙がある場合は、代用できます。新聞紙は結露防止にも利用できます。結露防止については、冬場の暖房器具をかしこく使う2をご覧ください。
  50Wの換気扇を2時間回した時の電気代は約2円です。1日2回調理をした場合、1日当たり4円、1か月で120円です。窓のないキッチンを使われている方は、換気扇や除湿剤を上手に利用し、室外に干せるものは干すようにするとカビ防止が出来るのではないでしょうか。


次のページは
冬場の暖房器具をかしこく使う3

Top/Cook/Life/Blog/Mail

Copyright(C) Smart life 2012 All Rights Reserved.