生活の知恵

冬場の暖房器具をかしこく使う2

キッチンはコンロを使っていると温かく感じられます。やはり、火があると温かいですよね。石油ファンヒーターやストーブを使っておられる方も多いようです。お住まいの地域の気候や住宅の造りによっては、寒くて耐えられない方もいらっしゃるでしょう。石油ファンヒーターは、エアコンより暖かく感じられるのではないでしょうか。灯油の値段を計算して検証してみるのも良いでしょう。ここでは、石油ファンヒーターや石油ストーブを使う際の節約術をつづります。

石油ファンヒーターの節約法

設定温度は下げ、置く場所を工夫する

25度に設定しているところを20度に変えるだけで、灯油代の節約になります。我慢できるなら17度、16度あたりまで下げてみると、灯油の減るスピードが違うことに気付くと思います。灯油の値段は変動しますが、販売店によって多少値段が異なるようです。買いに行ける範囲が広い方は、安いお店を見つけて、購入するとよいでしょう。
  ファンヒーターは、エアコンと違って置き場所や向きを変えることが可能です。部屋を暖めるなら出入り口に向けて置かない、吹き出し口付近に物を置かない、など、部屋全体が温まるように置き方を工夫すると良いでしょう。
  近づいて暖をとるなら、出来るだけ設定温度を下げると節約になるようです。また、エアコンと違って、ファンヒーターは、必要のない時間は切っておくことも大切です。外出するなら、外出する30分前に切っておくと良いのではないでしょうか。日々の積み重ねが大きな節約になると思います。

石油ストーブの節約法

ヤカンや鍋を上に置き、部屋の乾燥を防ぎながら、料理もしてしまいましょう

最近はあまり見なくなった石油ストーブですが、コンロ代わりに調理も出来る点では、ガス代の節約にもなります。煮込み料理、焼き料理など、室内を温めながら料理も可能です。ヤカンを置いておけば、お湯も沸きますし、焼き芋やホイル焼きなども作れます。ガスコンロを使わないで調理が出来そうですね。
  ストーブは、火力を弱くしておくと灯油代の節約になります。換気に気を付けなければならないため、火を切って部屋の空気を入れ替えたり、換気扇を回したりする必要があるようです。

加湿器を使わない乾燥対策と新聞紙で結露対策

どの暖房器具にも共通する悩みの一つに、乾燥があります。のどが痛くなったり唇がかさかさになったりしますよね。室内に洗濯物を干したり、霧吹きをかけたりすると湿度が保てるようです。

冬場は、外に干していても洗濯物が乾きにくいです。半乾きの洗濯物を室内に干している方も多いでしょう。ですが、干し方一つでずいぶん違があるようです。風のない部屋で乾かすには、洗濯物同士の距離を取らなければ乾きにくいようです。一度にたくさん干さない方が良いようです。また、低い位置だと乾きにくいようです。部屋に洗濯物を引っかける場所がない場合は、突っ張り棒などを使って高い位置に物干しスペースを作っておくと便利だと思います。乾いたらすぐに洗濯物を仕舞うようにすれば、部屋の中が狭く感じることもないでしょう。
  洗濯物を屋外に干せない場合もありますよね。そんな方は、風呂場にも突っ張り棒で物干しスペースを作っておくのはどうですか。あらかじめ風呂場に干しておき、部屋に暖房を入れている時は洗濯物を部屋に移動させると、室内に匂いが充満することも少ないようです。乾燥機を使わない方が、電気代の節約になるでしょう。

寒波がやってくると、水道管が凍って水が出なくなったり、結露が出来て窓が開かない、ドアが開かないという事態が起こることもあるようです。外気に対して室内が温かいと、窓などに水滴が付着し、それが凍ると窓が開かないということが起こります。ここでは、こまめに窓を拭くこと以外で出来る結露対策をご紹介します。

半乾きや湿った靴の中に新聞紙をくしゃくしゃにして入れておくと乾くように、新聞紙は湿気を吸い取ってくれます。ですので、窓枠やサッシの付近に新聞紙を置いておくと湿気を吸い取ってくれるのです。ですが、インクの部分で黒くなってしまうと、掃除が大変ですよね。サッシの部分に新聞紙が当たるように新聞紙額縁のようにしておくと、窓が開かない事態は起きにくくなるようです。


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暖房器具を極力使わずに過ごすには

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