節約クッキング

簡単節約レシピ5-節約炊き込みご飯-

ご飯はまとめて炊いておき、保温はしないで冷凍保存する方が電気代の節約になります。炊き込みご飯の素をまとめて作って冷凍しておく方が節約になりますが、ここでは、約2合分の分量で、具を煮込まない光熱費節約レシピをご紹介します。4食分になります。これに冷蔵庫に残っている食材をうまく加えて、おかず要らずの栄養たっぷり炊き込みご飯をつくりましょう。レトルトの炊き込みご飯の素を使うと、安い物なら2~3合を100~150円程度で作れます。調理をする時間がない方は、レトルトを利用されても良いと思います。

材料

  • 米:360cc(カップ2杯程度150円程度)
  • 水:400cc弱(カップ2杯程度・お好みで加減してください)
  • にんじん(1/3本:15円以下)
  • 生シイタケ:2枚(40円程度)
  • 油揚げ:1枚(30円程度)
  • あらめ:1袋(15円:150円程度のものの1/10袋)
  • 混合だしの素(かつおだしでも可):ティースプーン2杯~4杯程度(お好みの量で)
  • 醤油・料理酒:2:3くらいの割合(浅めのカレー用スプーンに醤油2杯弱・酒3杯程度・だしの濃さとで加減してください)
  • うまみ調味料(グルタミン酸が入った味の素):少々
  • その他、冷蔵庫にある食材や乾物:山菜、ヒジキなどで代用できます。 (こんにゃくを入れるなら、冷凍保存しない方が良いです。冷凍したこんにゃくは、電子レンジで温め直した時に固くなるので注意してください)

作り方

乾物(あらめや昆布、ヒジキ)を加える時は、あらかじめ水に浸けておきます。米を研いだら、炊飯器や耐熱容器に入れ、水とだしの素、少量の料理酒を入れます。

にんじんは薄く小さめの短冊切りに、生シイタケも細めに切ります。油揚げは熱湯で油抜きをする方が良いのですが、ガスコンロで湯を沸かすよりはキッチンの湯沸かし器のお湯で十分だと思います。耐熱容器に入れて電子レンジで湯通しする方法もありますが、容器に付いた油分を洗う際、落ちにくいです。

食材を切る順番は、まな板や包丁を途中で洗わなくても良い順にすると、水道代の節約になります。

にんじん→生シイタケ→油揚げの順でしょうか。

米に吸水させる時間がありますので、その間に材料の準備をしてしまいましょう。あらめが戻ったら、ザルに移して簡単に水で洗います。

出し汁に浸けてある米に材料と調味料を加え、しばらく吸水させてから炊飯器や電子レンジで炊きます。出来上がったら、10分程度蒸らしてから混ぜてください。焼き海苔があれば、刻んでふりかけると見栄えがします。



補足1:冷凍保存をする場合、炊き立てのご飯を保存容器に入れて冷凍庫に入れる方が、温めた時に美味しく感じます。ですが、熱いご飯を冷凍庫に入れると、電気代がかかりますので、節約の面から考えると、冷ましてからの方が節約になります。

補足2:材料をあらかじめ電子レンジで煮て置く方法もあります。レンコンやゴボウなどを使った具だくさんの炊き込みご飯を作るなら、具をまとめて煮て置く方が節約になります。
その場合、研いだ米にだしの素を加えるのではなく、具材に加えて加熱します。調味料も加えてさらに加熱し、煮た具材を小分けにして冷凍保存しておくと、次に炊き込みご飯を作る際、米を研ぐだけで良いので手間も省けます。
作って冷凍した炊き込みご飯の具材を使う時は、保存容器をホット布巾で包んでおくと、容器からはがれやすくなり、解凍せずに炊飯器に入れることが出来ます。
ホットタオル・ホット布巾は、濡らして絞った布巾を電子レンジで30秒程度温めたもので、活用法はこちらにもつづっています。

米も含めて、4食分で250円程度なので、1食60円程度のメニューとなります。マグカップ味噌汁と合わせて、冷奴などをそえても1食100円未満のメニューになります。
マグカップ味噌汁の作り方はこちらです。
生シイタケにはビタミンEや食物繊維が多く含まれています。食物繊維は便秘予防にもなり、美容にもよいと言われています。にんじんにベータカロテンビタミンA、油揚げに植物性蛋白質が含まれ、栄養のバランスも悪くないと思います。アラメなどの海藻類には、鉄分カルシウムなどのミネラルも含まれています。次の食事でたまごなど、動物性たんぱく質をとるようにするとよいでしょう。


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