生活の知恵

エアコンをかしこく使うには1(夏)

お住まいの住宅によっては、室内にいるよりは外にいる方が涼しいケースもあるようです。外出が出来ない事情がある方もいらっしゃいます。エアコンを使うなら、極力消費電力を減らしたいですよね。

エアコンの設定方法

エアコンって弱より強の方が電気代かからない?同じ?

  強より弱の方が節電になる気がして、弱設定にしていましたが、どうやら違うようです。外気が33度に対し、28度に設定すると、室温(センサーは高い位置にあります)が28度になるまでエアコンの消費電力はマックスなのだそうです。
  28度になれば、その後、消費電力は減るそうです。弱にしても強にしても、設定温度になるまでは、1分あたりの電力消費は変わらないそうです。それならば、短時間に室温を下げた方が節電になる気がします。設定温度より室温が高いなら、強で短時間に冷やした方が消費電力量は減り、電気代の節約になるようです。
  冷房28度に設定し、風量を自動にすると、始めはかなり強風が出てきますが、手早く室温を下げてくれるため、節電になるようです。
  ですが、エアコンの機種によって違いがありますよね。古い機種ほど消費電力が多くなるようです。エアコン付の古い賃貸アパートやマンションなどに住まわれている方は、大家さんが買い替えてくれない限り難しいようです。気密性が高い住宅では、冷気が逃げにくいですが、隙間の多い部屋では、エアコンにかかる電気代も違いがあるようです。
  扇風機で耐えていると、猛暑で、ばてそうです。涼しい場所で暑さをしのげる方もいらっしゃるでしょうが、身体が不自由な方は外出もままならないでしょう。持病をお持ちで無理が出来ない方もいらっしゃるでしょう。少しでも消費電力量を抑えて節約したいものです。

つけたり消したりとつけっ放しは、どちらが節約?

つけたり消したりを繰り返すより、つけっ放しが節約?

  エアコンの電気代が気になるために、室温が下がり、涼しくなったら消し、また暑くなったらつける方もおられるようですが、エアコンの仕組みから考えると、このつけたり消したりを繰り返す方法はかえって消費電力量を増やしてしまう可能性があるようです。
  例えば、室温32度に対し、28度に設定してエアコンを作動させるとします。エアコンは設定温度28度まで室温を下げるべく、最大の消費電力量で作動します。そして、設定温度の28度になると、消費電力量は下がるようです。取扱説明書に記載されている電力量に幅があるのはこのためのようです。
  最大800Wの冷房も、最小電力量は200W未満に減る機種もあるようです。エアコンを止めてしまい、室温が28度以上になってしまってから再びエアコンのスイッチを入れた場合、また800Wの電力量で作動することになるでしょう。
  長時間エアコンを使用するなら、室温が28度に下がった頃にエアコンを止めるのではなく、つけたままにしておく方がトータルの消費電力量が少なくなるケースが多いと言えるでしょう。


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