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外の気温が低ければ低いほど、室外機が温まりにくくなります。室温6度に対し、設定温度を20度にしたとしても、室温と設定温度との差が14度開きます。夏の場合、33度の室温に対して設定温度を28度にすれば、差は5度。ずいぶん違いますよね。夏の場合で説明したように、設定温度になるまでは、エアコンはMaxの電力量で作動していると考えると、夏場の電気代の2倍3倍になってもおかしくはないでしょう。出来るだけ、身体を壊さない程度に設定温度を低くすると節約になるでしょう。
また、付けたり消したりするよりは、つけっぱなしの方が節電になる場合もあるようです。いったん冷えてしまった部屋を暖める方が、時間当たりの消費電力は多くなります。長時間エアコンを使っていて、時間当たりの消費電力量少なくなっている時に、30分ほど外出する場合、エアコンを切って出かけるかそのまま出かけるか、悩みそうですが、30分で部屋の温度がかなり下がる場合や外気の温度が低い時期は、エアコンを切らずにそのまま出かけた方が節約になるようです。
外の気温が低い地域では、室外機が冷えすぎて、エアコンがストップし、待機状態になる場合があります。その間、部屋は冷えます。また、隙間の多い住宅では、温まりにくく、その分電気代もかかってしまいます。隙間を埋める工夫が出来る場合は、実行されると良いでしょう。私は、冷気を辿って隙間を見つけ、テープを貼ったり、いろいろ試してみました。
何処から冷気が流れてくるのかを辿ると、換気扇や通気口、郵便受けなど、マンションにも隙間はあるようです。換気扇は止める以外には難しいですが、郵便受けは、ビニル袋を被せ、ビニルテープで固定すれば、隙間を減らす事が出来るでしょう。
室外機が冷えるとそれだけ電力を使いますので、うちでは、日が落ちてからは室外機の上部に段ボールや新聞紙、アルミなどの保温素材を被せています。温室のような感じです。吹き出し口を塞がないようにするため、すっぽり覆うというよりは乗せている状態で、あまり効果はないかもしれませんが、少しは節約になっているようです。室内にも、アルミシートを敷いたり、工夫は出来そうですね。
カーテンの裏にアルミシートを洗濯バサミでとり付け、端っこはサッシの部分まで覆うようにして冷気を遮る方法もあります。床まで覆うことがポイントです。冷たい空気は下に溜まっていきますので。内側に保温素材を縫い合わせたエコバックが部屋になった状態をイメージして工夫しています。
フィルターの掃除などは実践されている方も多いと思います。室外機の吹き出し口付近に、風を遮るようなものを置かない事も大切です。
換気も大切ですので、空気を入れ替えるタイミングも工夫しましょう。