節約クッキング

簡単節約レシピ12-簡単・米から作る中華粥-

1人分は40円程度のメニューになります。米とたまごの量に合わせて1食から3食分のレシピにしています。

材料

    2食分
  • 米:90cc(カップ1/2杯程度30円程度)
  • 水:600cc程度(カップ3杯程度・お好みで加減してください)
  • にんじん(1/3本:15円以下)
  • 玉ねぎ:半個(15円程度)
  • 卵:1個(10円程度)
  • ごま油:ティースプーン1/2~1杯程度(お好みの量で)
  • とうふ:1/2丁(20円:40円程度のものの1/2)(冷凍保存したい方は、豆腐ではなくちくわ1本20円程度に代えると冷凍できます)
  • 中華だしの素:ティースプーン2杯~4杯程度(お好みの量で)
  • 醤油・料理酒:1:2くらいの割合(浅めのカレー用スプーンに醤油1杯弱・酒2杯程度・醤油はだしの濃さとで加減してください)
  • コショウ:少々
  • うまみ調味料(グルタミン酸が入った味の素):少々
  • その他、冷蔵庫にある食材や乾物:ネギ、白菜、青菜、生シイタケ、アラメ、胡麻などを加えることもできます。唐辛子を入れると身体が温まります。冬場は唐辛子も良いと思います。 (豆腐を入れると冷凍保存出来ないため、一人暮らしの方は、冷蔵庫で保存し翌日には食べきれる分量で作るか、豆腐の代わりにちくわを使って冷凍保存可能な中華粥にすると良いでしょう。冷凍した豆腐は、高野豆腐のようになってしまうので注意してください)

作り方

炊飯器や電子レンジを使ってガス代を節約しながら作る場合

①米を研いだら、耐熱容器や炊飯器の釜に入れ、だしの素、少量の料理酒を加えます。

にんじんは薄く小さめの短冊切りか、細切りに、玉ねぎは薄く細めに切ります。切ったら加えるようにすると、無駄に容器やザルを使う必要がないので、洗い物をする水道代の節約になります。

今回はまな板や包丁を途中で洗う必要はないでしょう。


米に吸水させる時間がありますので、その間に材料の準備をしてしまいましょう。冷蔵庫にある野菜など、加えるならば切っては加えます。豆腐は切る必要はありません。

吸水時間は60分以上です。出し汁に浸けてある米に、豆腐とたまご以外の材料とごま油以外の調味料を加え、吸水させてから炊きます。

炊飯器お粥コースがある場合は、水の量を炊飯器に合わせても良いですが、野菜などの具が多い場合は、水を多めにすると良いでしょう。

電子レンジで作る場合は、炊飯用の背の高い耐熱容器を使い、水を含めた材料が容器の半分以下でおさまるようにして作ってください。そうしないと吹きこぼれる事が多いです。電子レンジの場合は、レンジ強10分程度、レンジ弱15分程度の加熱時間が目安です。

⑤お粥が炊けたら、鍋に移して弱火の火加減で火にかけます。豆腐を手で崩しながら加えます。たまごを溶き、うまみ調味料とごま油を加えて混ぜます。お好みで醤油を加えても良いでしょう。火加減を中火にして、煮立った状態で溶いた卵を、流しいれ、菜箸でかき混ぜます再びとろ火にして蓋をし、数回呼吸をする程度の時間を置いたら火を止めます。そのまま蒸らしてください。



鍋を使って作る場合
(電気コンロの場合や電子レンジや炊飯器がない場合の調理法)

①~③までは上記と同じです。
鍋で作る場合は、ちくわを最後に切るようにして、まな板の上にでも残しておきましょう。

④鍋で作る場合は、ちくわや豆腐、たまご、ごま油以外の材料を入れ、吸水させてから火にかけます。

中火くらいの火加減で良いでしょう。沸騰したら、とろ火~弱火にして、蓋をずらし、吹きこぼれないように気を付けながら加熱します。五分がゆ、七分がゆなど好みはあると思いますが、好みの固さになる前に次の行動に移します。ガス代の節約を考えて、なるべく加熱時間を短縮させましょう。七分がゆを作る場合、五分がゆくらいになったら次の行動に移すくらいがちょうどよいでしょう。

⑤ちくわを加え、豆腐を手で崩しながら入れていきます。火加減は中火くらいに強めます。ぐつぐつ煮立ったら、後は、上記⑤と同様にして下さい。

補足1:冷凍保存をする予定で作る場合、豆腐やこんにゃくは加えないように気を付けて下さい。冷蔵庫でなら保存できます。翌日には食べきれる量を考えて作ると良いでしょう。

補足2:ごま油はたまごに加えます。こうすると出し汁に油が浮きにくくなります。風味を楽しむ程度なので、入れすぎないようにしましょう。胡麻などがある場合は加えると、見栄えも中華風になるでしょう。

補足3:寒い冬には、すりおろした生姜や唐辛子を加えると、身体を中から温めてくれます。生姜の保存方法についてはこちらをご覧ください。唐辛子は小さく刻むほど辛くなりますので、辛みが苦手な方は大きめに刻むと良いでしょう。

補足4:鍋料理をした後の出し汁を利用される場合は、温かい出し汁に米を入れて吸水させて下さい。吸水がスムーズにできるため、柔らかく仕上がります。その場合、だしの素の量を減らし、だしの種類も鍋のだしに合わせて下さい。


米も含めて、2食分で80円程度なので、1食40円程度のメニューとなります。2食分全部食べてしまっても1食80円未満のメニューになります。

生シイタケを1枚加えると、2食で100円メニューとなります。豆腐には、良質の植物性タンパク質が多く含まれています。にんじんは緑黄色野菜ですので、ビタミンA、ベータカロテンが含まれています。たまごには良質の動物性タンパク質やビタミンB1が含まれており、栄養のバランスも悪くない組み合わせだと思います。生シイタケや胡麻を加えれば、ビタミンEや食物繊維が摂れます。アラメなどの海藻類を加えると、鉄分カルシウムなどのミネラルも摂取できるでしょう。

お粥は水分が多く、お腹が膨らむため、満腹になるタイミングが早くなり、ダイエットをされている方や、カロリー制限のある方には便利なメニューだと思います。一人暮らしの方は、余った中華粥を耐熱容器に移して冷蔵庫で保存してください。電子レンジで加熱して食べれます。または、入るなら、冷めた鍋ごと冷蔵庫に入れても良いでしょう。ガスコンロで温め直して食べれます。

電子レンジで作った場合、500Wで10分、300Wで15分の消費電力量は、0.155kWhです。約3円の電気代となります。
ガスコンロの場合中火で30分利用すると、だいたい0.1~0.2立方メートルのガスを使用するようです。1立方メートル当たりのガスの単価が500円だとすると、ガス代は50円~100円です。ガスの単価が150円だとしても15円~30円のガス代となりますので、なるべくガスコンロを使わないように電子レンジで作る方が節約になりそうですね。
最初からすべて電子レンジで作る方法もあります。その場合、豆腐とたまごはお粥が出来てから、同時に加える方が節電になります。豆腐と溶き卵を加えた後は、加熱する間、何度か加熱を止めてかき混ぜるようにしてください。吹きこぼれなどにもご注意を。


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