生活の知恵

冬場の暖房器具をかしこく使う1

寒い冬、暖房器具は何をお使いですか?エアコン、石油ファンヒーター、ホットカーペット、電気ストーブ、こたつなど、いろいろありますよね。冷えがダイレクトに体調に響き、持病の悪化を招く恐れがある方もいらっしゃるでしょう。同じ環境でも体に受ける影響は千差万別です。無理はなさらないで下さいね。では、冬場の光熱費節約についてつづります。

電化製品の消費電力量を確認

お宅にある暖房機器の消費電力をご存じですか?

お持ちの暖房器具は異なりますし、その使う時間や部屋の環境なども異なります。ですので、ご自身で計算される方が自分に合った節約法を見出しやすいと思います。
  そんな時間はない、と言う方へ、ここで事例をあげて検証しますので、ヒントにしていただければ、と思います。

ホットカーペットとこたつ、どちらが節約になる?

ホットカーペットは2畳用で600w、こたつ1~2人用で400w、製品によっては、どちらも500wのものがあったりします。このワット数が少ないほど、使用する時間が短いほど、電気代は安くなります。

足元が冷えると、寒く感じますよね。冷え症の方や、持病があり療養中の方は、冷やすと良くないので、こたつホットカーペットに頼っておられる方も多いでしょう。
  一人で利用される場合、ホットカーペットは半分に設定するとそれだけでワット数が減り、節約になります。また、ホットカーペットもこたつも、設定温度をなるべく下げるようにするとワット数が減り、節約になります。
  低い設定温度でも暖かく過ごすには、熱を逃がさない工夫をする事がポイントになります。

ホットカーペット、こたつの節約法

熱を逃がさないために、ホットカーペットの上に毛布などを被せ、下には敷物を敷く。

ホットカーペットを敷いているのが、フローリングだと、冷たいフローリングと接触している面に熱が逃げていきます。その分熱を無駄にしてしまうので、敷物を敷きましょう。最近では、エコバックの内側に、銀色の素材が縫い合わせてあるものがあり、夏でも買った物が温もりにくくなりました。保温効果です。カーペットと床の間にも熱を逃がさない素材のシートを敷くと、若干設定温度を下げても温かく過ごせるようです。
  ホットカーペットの上には、毛布などを被せると、上部に熱が逃げにくくなり、足元が温かく感じられます。そのため、設定温度をもう少し下げても暖かく過ごせるでしょう。
  こたつも、敷布団の下に敷物を敷きましょう。掛布団の下にも毛布など、温かい素材を敷くと、弱設定でも温かく過ごせるようです。温める空気を少なくすることも節約になります。こたつの中に空間がある場合は、中にひざ掛けブランケットなどを入れておくのも良いかもしれません。

使わない時はコンセントから切る。

使用時間を短くすれば、電気代は安くなります。誰もいないこたつやホットカーペットに電源が入っている、なんて事がないように気を付けると良いでしょう。電源を切った後に、乾きにくい洗濯物などを余熱で温めるのも良いのではないでしょうか。

スイッチを切ったままでも暖かい状態を保てれば、節約になります。

保温効果のある物を上手に利用すれば、暖房を使う期間を短くすることも出来るようです。何月から暖房を使用するのか、1日何時間使用するのか、使用時間を考えながら使うと、ずいぶん節約になるでしょう。


次のページは
エアコンをかしこく使うには2(冬)

Top/Cook/Life/Blog/Mail

Copyright(C) Smart life 2012 All Rights Reserved.