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ケーキを買ったら、保冷剤が付いて来ますよね。「帰宅までどのくらいの時間がかかりますか」と店員さんに聞かれた時、私は長めに答えるようにしています。時間によって貰える保冷剤の個数が違うからです。
何十年も前から冷凍庫に保冷剤を貯めてきました。この保冷剤が節約に役立つのです。
冷凍庫で凍らせた保冷剤をタオルやハンカチで包み、身体に当てるとひんやりします。大きな動脈がある場所を冷やすと、体温を下げる効果があるため、熱中症の症状が出ている時にも用いるそうです。
大きな動脈がある場所は、《腋の下》《首筋》《股関節》などです。首ははさみにくいですが、腋にはさんでおくと涼しく感じられます。
保冷剤がない場合は、タオルを濡らして絞り、冷凍庫で凍らせたものを使うと良いと思います。冷凍タオルです。あまり凍らせすぎると、固まった形によっては痛いですが、家にあるもので代用できます。
保冷剤は、この他にいろいろな使い方があります。保冷剤の活用法2以降は、生活の知恵目次からご覧ください。
扇風機でしのごうと思っていても、風の通らない部屋では、汗が止まらず汗疹が出来てしまったり、頭がぼんやりして、何もしたくなくなったりしませんか。風がある方が涼しく感じられますが、室温を下げる効果はないようです。
陽当たりの良い部屋では、カーテンを閉め、直射日光が届かないようにする方がよいでしょう。また、すだれや断熱素材のものを使って太陽の熱を遮断する方法もあるようです。二か所以上の窓を開けると、空気が流れますが、ワンルームマンションなどは窓が少ないため難しいようです。換気扇や通気口などを利用しても、空気に流れはできにくいようです。締め切った部屋にエアコンをつけ、冷気が逃げないようにして過ごす方もおられるようです。
窓から涼しい風が入ってくる場合は、窓辺に扇風機を置き、部屋の中に冷風を誘導すると涼しくなるようです。アスファルトやコンクリートは熱を吸収し、夜になっても熱を籠らせていますので、夕方、玄関や窓付近の道、ベランダに水をまくと、少しは違うかもしれません。
部屋の中には熱を発するものがたくさんありますので、それらの熱を逃がす工夫も必要です。テレビやパソコンなどの電化製品からも熱が出ていますので、使用していない電化製品はコンセントを抜いてしまう手もあります。さすがに冷蔵庫のコンセントは抜けませんので、冷蔵庫からの熱が籠らないように、家電製品は上部と左右に空間をもたせた配置にするとよいでしょう。